児童養護施設 若草寮

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2025.09.29

求人情報

育児休業を利用した職員の声➁

昨年度も記事にあげていますが、今回また新たに育児休業を取得し、復帰した職員に話を聞きました。

今回は第2弾として、昨年度育児休暇を取得した男性、女性の職員それぞれに話を聞きました。

第1弾の記事はこちら

お休みの期間やお休み中の施設とのやり取り、育休前と復帰後の働き方の違い、育児と仕事の両立の大変さなどについてです。

最後まで是非ご覧ください。

 

Aさん(男性/2009年入職/児童支援員)

育児休業期間:2024年4月から5月までの7週間

育休の取得は子どもが生まれる前から考えていました。子どもが安定期に入った頃に職場に取得の意志を伝えました。取得するにあたっては、施設に対して何の後ろめたさもなく、安心して休暇することができました。周囲の職員の方は、私の仕事を快く引き受けてくれ、大変感謝しています。

育児休業中はほぼ仕事のことは考えず、育児に専念できました。二人目の子どもということもあり、育児にある程度の知識はあったのですが、不慣れがゆえに大変さを感じました。当時のことを考えると、育児と仕事の両立は難しかったと思います。育児休業からしばらくの月日が経ちますが、今でも施設には感謝しています。ライフステージの変化等で仕事を継続したい職員が今後も続けられるよう、人材確保、定着と育成に取り組みながら施設全体で協力体制を築いていきたいと思っています。

私自身、2人の親となりましたが、自覚が足りない、まだまだだなという場面も正直あります。施設に入所している子どもと同様、子どもと一緒に成長していけたらと思っています。

 

Bさん(女性/2019年入職/自立支援コーディネーター)

産休育休期間 2024年4月~2025年5月

有給休暇を使って産休期間よりも2週間早くお休みに入りました。

職場への妊娠報告は体調が悪かったこともあり、勤務で関わる方には早めに報告しました。自分よりも周りの職員の方が体調を気にかけてくれ、具合が悪いなと思う時には早く帰らせてもらったりと助かったことが多かったです。

お休みに入ってからはメールや電話で職場とやり取りしました。毎回郵送されてくる書類に一言メモがついていて、とても嬉しかったのを覚えています。

復帰後は地域支援と自立支援担当として勤務しています。お休み前はグループに入って児童支援員をしていたので、仕事内容は大きく変わりました。今の方が関わる子どもの数は増えたと思いますが、平日のみの勤務なので子ども達と直接関わることが減ってしまったのは少し寂しいなと感じます。

育児と仕事の両立は思っていた以上に大変ですが、子どもの顔を見るともうひと踏ん張りできてしまうことに驚きます。親ってすごいなーと改めて実感することは多いです。

この経験を子どもや家庭の支援に少しでも生かしていきたいと思っています。

 

終わりに

若草寮では、産休、育児休業に入る職員も増えてきていますが、合わせて復帰しやすい職場づくりも考えています。

ライフステージの変化に合わせ、限定職員制度を活用したり、働き方を相談しながら、育児と仕事の両立が安心してできる職場を目指しています。

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